中南米暦15年の店主がメキシコ雑貨の魅力を伝授!

オアハカ最大のお祭り「ゲラゲッツァ」とは?チケットの買い方

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Hola!

メキシコ雑貨こらそん店主の貴子です。

オアハカには、知る人ぞ知る州最大のお祭りがあります。

その名も、ゲラゲッツァ(guelaguetza)

単なるお祭りではなく、サポテカの人々の魂が宿る神聖な伝統行事です。

私が経験した数々のメキシコの祭りの中でも、このゲラゲッツァほど心を揺さぶられた祭りはありません。

この時期にオアハカを訪れる方々にぜひ楽しんで欲しい!

そこで、"ゲラゲッツァ"ってなんぞや?
という方向けに、起源や公演チケットの入手方法をご紹介したいと思います♪

この記事の内容はこんな方へお勧め!

◎ゲラゲッツァのお祭りについて知りたい
◎チケットの入手方法を知りたい

この記事を書いたのはこんな人
  • メキシコ在住4年&グアテマラ在住4年の中南米歴15年
  • メキシコのオアハカでゲストハウスを運営し出産を経験
  • 現在は北海道にてメキシコ雑貨屋さんを運営
貴子

ある程度ゲラゲッツァの事を知っていて、どう攻略しようか悩んでいるオアハカ上級者の方には、こちらの記事がお勧め!

準備中

もくじ
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ゲラゲッツァとは

毎年7月に開催される、メキシコでも最も美しい民族フェスティバルの一つで、一言で表現すると「オアハカ州伝統文化の大祭典」。

オアハカ州の異なる文化を持つ8つのエリアから選ばれたチームが、その地で発展した民族衣装を身にまとい、伝統舞踊を披露する伝統的なお祭りです。

そして、祭りの名前の「ゲラゲッツァ」には、素敵な意味が込められています。

この言葉は、この地域の先住民であるサポテカ族の言葉に由来しています。
「分かち合う」「お互いに助け合う」という意味で、オアハカの人々の温かい心が表れています。

メインイベントは、通称「ゲラゲッツァ(Guelaguetza)」ですが
ロス・ルネス・デル・セロ(Los Lunes del Cerro)」とも呼ばれ、この公演を観る為に国内外から沢山の観光客が集まります。
だんご

ゲラゲッツァは、年次イベントを超えた存在でもあり、生活の一部となった大切な催しなんだよ!

起源

「Los Lunes del Cerro(ロス・ルネス・デル・セロ)」は直訳すると「丘(セロ)の月曜日たち」。  

オアハカ市内にそびえるフォルティンの丘(Cerro del Fortín)の上に特設ステージを組み、7月の月曜日に開催されるのがこのメインイベントです。

由来をざっくり言うと…
STEP
16世紀

フォルティンの丘は、町の守り神「ラ・ビルヘン・デ・ラ・メルセス(慈悲の聖母)」を祀る聖地。
7月には信徒たちが巡礼に訪れ、踊りや歌でお祝いしていた。

STEP
1932年

文化振興を目的に「ゲラゲッツァ」が公式企画としてスタート。
地域ごとの民族舞踊や伝統衣装を披露する場として、丘の月曜日(Lunes del Cerro)が選ばれた。

つまり「月曜日」というのは開催日の目印で
月曜開催=古くは巡礼や収穫感謝の時期に「同じ曜日に集まる」慣習から受け継がれたもの 。

「セロ(丘)」は会場のシンボル。
歴史ある聖地で行うお祭りだからこそ、名前にも「丘(Cerro)」の名が刻まれているわけです。

だからLos Lunes del Cerroは、ただの“月曜ショー”じゃなく、オアハカの人々の信仰と収穫感謝、そして州内8地域の文化交流がギュッと詰まった伝統の証なんですよ♪

開催日と場所

ロス・ルネス・デル・セロ(Los Lunes del Cerro)は、毎年開催日が決まっています。
7月の第3月曜日と第4月曜日の2日間で、1日2回の公演、合計4回行われます。

ただし、7月18日はメキシコの英雄、ベニート・フアレスの命日で、とっても大切な日。
この日と重なる場合は、お祭りは1週間あとに延期されます。

ちなみに、2025年は7月21日と28日が公演の日程です。

場所は、オアハカの街を見下ろすフォルティンの丘の上に位置する「Auditorio Guelagueaza」で行われます。

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