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Hola!
メキシコ雑貨こらそん店主の貴子です。
絶景ビーチ、世界遺産の遺跡、豊かな食、魅力的な観光地【メキシコ】
カンクンのような新婚旅行にぴったりなリゾート地を始め、死者の日やゲラゲッツァなど外せないイベントに合わせて、旅行の計画をされている方も多いのではないでしょうか。
その一方で、特に麻薬組織の活動が活発な地域では治安の悪化が深刻な問題などが心配ですよね。
実際私にも
「今度メキシコへ旅行に行くので、危ない地域とか教えてください!」
「メキシコに派遣されたから、治安について詳しく聞きたいです!」
等の相談を、度々お受けする機会が増えてきました。
麻薬絡みや強盗殺人等のイメージも強く、安全に旅行が出来るのか不安に思われている方も少なくないと思います。
そこで、メキシコの治安情勢や世界から見たランキング、主要都市の危険レベルを詳しく解説したいと思います♪

この記事の内容はこんな方へお勧め!
◎メキシコの治安情勢や世界から見たランキングを知りたい
◎これから訪れる土地の治安や危険レベルを知りたい
この記事を書いたのはこんな人
- メキシコ在住4年&グアテマラ在住4年の中南米歴15年
- メキシコのオアハカでゲストハウスを運営し出産を経験
- 現在は北海道にてメキシコ雑貨屋さんを運営
もくじ
メキシコは世界ランキングでどのくらいの治安なの?


「2024年度の世界で最も治安の良い国ランキング」によると、メキシコは138位です。(2025年5月現在)
はい。
やっぱりねー 汗、と言う感じですよね。
ちなみに日本は17位で、気になる1位はアイスランド、最下位はイエメンとなっています。
このランキングは、163の国と地域を対象に、政治的安定性、暴力犯罪、テロ、社会不安、軍事紛争、人権侵害などの指標を基に、6つのレベルに分けられ順位付けられています。
メキシコの治安としては、「悪い方」の分布に当てはまります。
昨年は136位だったので、2023年に比べ2位下がった結果となります。
要因は、暴力犯罪の増加・警察の腐敗と不十分な治安対策・政治不安定・人権侵害などが考えられます。
これらの要因に加えて、メキシコの経済格差や貧困問題も治安悪化に影響を与えていると言われています。



結論!
治安には注意をしなければいけない国の一つです。
ランキングを発表した「グローバル・ファイナンス」は、スイスに本社を置く金融情報サービス会社で、世界中の経済や金融に関する情報を収集・分析し、レポートやランキングなどを発表しています。
参考ウェブサイト:2024 Global Peace Index
163ヶ国中の138位だと、「旅行とか駐在って大丈夫?」と不安に感じますよね。
安心してください。
そんな状況でも、魅力的な国として日本人を含む世界中から訪れる多くの観光客が、メキシコ旅行を楽しんでいます。
メキシコの治安は、州によって大きく異なります。
地域によって治安情勢が全然違うので、しっかりとおさえておきましょう!



まずは、治安の良い州&悪い州を紹介していくよ!
治安の良い州


ケレタロ州
豊かな自然と歴史的遺産「ケレタロの歴史的建造物地区」が有名で、スペイン植民地時代のコロニアル様式の街並みが美しく、豊かな自然が魅力でトレッキングやハイキングなどのアクティビティが楽しめる州として知られています。 メキシコ政府は、犯罪に巻き込まれないための注意喚起や、治安維持のための協力などの啓発活動を積極的に行っています。 ケレタロ州は、経済が発展しており貧困率が低く、警察や軍の治安対策が強化されている為、比較的安心して歩く事が出来ます。



ただし、スリや窃盗などの軽犯罪には十分注意しましょう。
アグアスカリエンテス州
アグアスカリエンテス州はメキシコの中央部に位置する州で、その名はスペイン語で「熱い水」を意味し、天然温泉が豊富なことに由来しています。
組織犯罪の影響が比較的少なく、州政府による治安維持への取り組みも積極的です。
自動車産業をはじめとする外国企業の進出が多いことから、ビジネス環境の整備と共に治安対策も進められてきました。
全体として、メキシコの他州と比較すると犯罪発生率は低く、外国人にとっても比較的安全な地域といえます。
ユカタン州
マヤ文明の遺跡が数多く残る、歴史と自然が融合したメキシコの南東部に位置する州です。
世界遺産に登録されている「チチェン・イッツァ」や「ウシュマル」や、世界で2番目に大きなサンゴ礁礁である「メキシコ湾岸のサンゴ礁システム」が有名です。
このユカタン州では、観光業が盛んで特に治安維持に力を注いでいます。
マヤ文明の遺跡などの観光資源が豊富で、治安を悪化させる要因となる貧困率が低い為、犯罪が起こりにくいとされています。



これらの州は、暴力犯罪やテロなどの発生率が比較的低く、治安が安定しているのが共通しています。
治安の良くない州&地域


ゲレロ州
外務省でも【渡航中止】を発表している危険地域です。(タスコを除く)
広い海岸線を持ち、潜伏が容易な山地が多いことから、南米から米国へ運ばれる麻薬の中継地として、多くの犯罪組織が活動しているとされています。
太平洋湾岸にアカプルコやシワタネホ等の有名な観光地がありますが、観光客が多く訪れる場所であっても、殺人等多くの凶悪事件が発生しています。
また、チルパンシンゴでは、自警団と称する武装集団や犯罪組織間の抗争、これらと治安当局との衝突が発生しており、多くの殺人及び誘拐事件が報告されている等、治安に改善傾向は見られません。
ティエラ・コロラダを含むチルパンシンゴ全域、及び近隣のチラパ・デ・アルバレスは、治安改善対策の重点地域として国家警備隊等が配備されていますが、現段階では目立った成果は見られず、情勢は危険な状況です。
さらに、2024年にはチルパンシンゴの新しい市長が、就任してすぐに犯罪組織が関与する理由で殺される事件が起きるなど、状況は非常に不安定です。



どのような目的であれ、絶対行ってはいけない地域だよ!
シナロア州
外務省では【不要不急の渡航中止】を発表している危険地域です。
シナロア州は、メキシコで有名な犯罪組織が活発に活動。
2024年に主要なボスがアメリカで捕まったことで、組織内で争いが激しくなり、各地で殺人や銃撃が頻繁に起こっています。
犯罪組織の動きが地域の治安に大きな影響を与えるため、注意が必要です。
そのため、州全体の危険度が「レベル2」に引き上げられました。
チワワ州フアレス
外務省では【不要不急の渡航中止】を発表している危険地域です。
アメリカのテキサス州の都市エル・パソと国境を接する都市フアレスですが、多数の犯罪組織が存在しており、犯罪組織間の抗争、及び犯罪組織と治安当局との衝突が多発しています。
この抗争に関連する殺人事件は一時期減少していましたが、2015年からは再度増加しています。
また、強盗や車両盗難も増加していることから、市内の移動にも大きなリスクが伴い、治安情勢には注意が必要です。
グアナファト州セラヤ市とサラマンカ市を含む南部地域
外務省では【不要不急の渡航中止】を発表している危険地域です。
犯罪組織の抗争によって、その地域では殺人事件が頻発しており、一般の人々が巻き込まれる銃撃や、多くの人が無差別に殺される事件が起きています。
また、犯罪組織のリーダーが逮捕されたことへの報復として、複数の都市で一般の車が放火され、主要道路が封鎖される事件も発生しています。
さらに、その地域では高速道路での強盗も多く、犯人が走行中の車に近づき、銃で脅して車を奪ったり、被害者を一時的に拉致したりしています。
歩道橋から石を投げて車を無理やり停車させる手口も日中に発生しており、非常に不安定な状況です。
バハ・カリフォルニア州ティファナ市
外務省では【不要不急の渡航中止】を発表している危険地域です。
ティファナ市はアメリカとの国境に接しており、日系企業も多く進出しているため、日本やメキシコの経済にとって重要な都市です。
しかし、メキシコ政府の発表によると、2024年のティファナ市では殺人事件が1754件、強盗が3572件も発生しており、この地域では治安が悪化しています。
地域の利権をめぐる複数の犯罪組織の対立が原因と見られ、多くの殺人事件や市街地での銃撃戦が発生しています。
さらに、中米からの移民がとどまっていることも地域の不安要因となっており、ティファナ市の治安は依然として注意が必要です。
ミチョアカン州(モレリア市、パツクアロ市、ラサロ・カルデナス市、アンガンゲオ市及びその周辺地域を除く)
外務省では【不要不急の渡航中止】を発表している危険地域です。
自警団と呼ばれる武装グループと犯罪組織の間で争いが起きており、これらのグループと治安部隊との衝突も発生しているため、状況は非常に安定していません。
2025年も犯罪組織の争いが多く報道されており、治安が改善された様子はありません。
予期せぬ銃撃戦や道路の封鎖などに巻き込まれる可能性が高いので、主要な幹線道路以外では、陸路での移動は控えた方が良いでしょう。



観光目的ならば、治安の良くない地域には近づかないようにしましょう!
メキシコの治安情勢


一般情勢
国内各地で殺人や強盗などの重大な犯罪が頻発しており、日本人も被害に遭うことがあるため、常に注意が必要です。
殺人事件の多くは、犯罪組織同士の争いごとや、犯罪組織と警察などの衝突が原因で起きており、一般市民を直接狙ったものではありません。
しかし、こうした銃撃戦に巻き込まれる可能性や、犯罪組織の活発な活動によって地域の治安が急に悪化するリスクがあります。
このような状況下では、都市間の移動を陸路で行うと強盗や誘拐に遭う危険があるため、できるだけ飛行機を利用することをおすすめします。
どうしても陸路で移動しなければならない場合は、事前に十分な情報を集め、日中の明るい時間に、有料の高速道路を使うといった方法で被害を防ぐ努力をしてください。
また、州を越える山岳地や農村部のような人が少ない地域を通る際は、不必要な停車を避けるために計画的に休憩や給油を行うことが大事です。
誘拐
メキシコでは誘拐が一種のビジネスとなっており、特に身代金目的で行われています。 誘拐の数は減ってきているものの、依然として全国で組織的に続いています。 被害者のほとんどはメキシコ人ですが、外国人が狙われることもあります。 その中でも、特に「裕福」と見なされやすい日本人がターゲットになることがあります。 この身代金目的の誘拐に加えて、「短時間誘拐(express kidnap)」という犯罪もあります。 これは、特に誰かを狙うのではなく、偶然選んだ人に現金をATMから引き出させる手口です。 犯人は、一日の引き出し限度額(約6,000ペソから9,000ペソ)を引き出させ、時には午前0時を過ぎて再び引き出させた後に解放するといった方法を取ります。 また、本当には誘拐していないのに、誘拐したふりをしてお金を要求する「バーチャル誘拐(virtual kidnap)」という手口も報告されています。
地域別情勢
旅行者や在留者を狙った襲撃事件や詐欺強盗被害など、様々な被害事案や事件が起こっている為、外務省では危険地域をレベル分けし、最新情報を発信しています。 これから訪れる州都市を確認して、渡航の中止を呼びかけている地域には行かないようにしましょう。
危険レベル1 【十分注意】 | 危険レベル2 【不要不急の渡航は中止】 | 危険レベル3 【渡航中止勧告】 |
イダルゴ州、オアハカ州、カンペチェ州、キンタナ・ロー州、グアナファト州(危険レベル2が発出されている南部地域を除く)、ゲレロ州タスコ市、サン・ルイス・ポトシ州、ソノラ州、タバスコ州、タマウリパス州(米国国境の一部を除く)、チアパス州、チワワ州(フアレス市を除く)、ヌエボ・レオン州、バハ・カリフォルニア州(ティファナ市を除く)、バハ・カリフォルニア・スル州の一部、ハリスコ州、プエブラ州、ベラクルス州、ミチョアカン州の一部、メキシコ市、メキシコ州、モレロス州 | シナロア州、グアナファト州セラヤ市とサラマンカ市を含む南部地域、ゲレロ州(チルパンシンゴ市及びその周辺地域並びにタスコ市を除く)、コリマ州、サカテカス州、タマウリパス州米国国境の一部、チワワ州フアレス市、バハ・カリフォルニア州ティファナ市、ミチョアカン州(一部地域を除く) | ゲレロ州チルパンシンゴ市及びその周辺地域 |
危険地域が加わったり変わることもあるため、メキシコの危険地域の最新情報はこちらをご覧ください。
参考ウェブサイト:「外務省海外安全ホームページ」メキシコ危険・スポット・広域情報
主要都市の治安情勢


メキシコシティ
メキシコの首都で空からの玄関口でもある大都市「メキシコシティ」です。
「レベル1:十分注意」の警戒情報が出されており、ここ数年で殺人や強盗の件数は減少傾向にありますが、大きな改善は見られず、安全になったとは言い難い状況です。
メキシコ政府の発表によると、市内では1日に600件以上の犯罪が発生しており、日本人が被害に遭うケースもあります。
比較的安全とされるミゲル・イダルゴ区のポランコ地区や、レストランが多いクアウテモック区のフアレス地区(通称ソナ・ロサ)でも、昼間に犯罪が発生しています。
また、デモや抗議活動が頻繁に行われており、一部の参加者が暴力的になる場合がありますので、近づかないように注意してください。
依然としてスリや置き引きなどの軽犯罪や、強盗や誘拐などの重犯罪が報告されていますが、近年改善傾向にあります。
とはいえ昼間の明るい時間帯でも、絶対に行っては行けないエリアがあります。
特に「テピート地区」は、誘拐や強盗などが多発している地域で、地元メキシコ人でもこのエリアには近づきません。
麻薬に関するトラブルやけん銃強盗・殺人等の凶悪事件が発生する等、犯罪の温床となっています。
ソカロから歩いて行けてしまう所にあるので、うっかりこの地区に立ち入らないよう、十分注意してください。
他、セントロではメルセー市場周辺では治安が悪く、邦人の被害も報告されています。
また、観光地から離れますが「イスタパラパ地区」「イダルゴ地区」「ミチョアカン地区」「テソポクアルコ地区」は、犯罪組織の活動が活発です。
一人歩きは避け、貴重品は肌身離さず持つなどし、出来れば行かない方が無難です。
アグアスカリエンテス
アグアスカリエンテスは、温泉が豊富に湧く地として知られています。 州内には100以上の温泉施設があり、観光客に人気のある観光地の一つです。 治安面では、メキシコ国内では比較的良好とされています。 しかし、スリや置き引きなどの軽犯罪は発生しているので、夜間の一人歩きや人通りの少ない場所への立ち入りには、十分に注意が必要です。
グアナファト
グアナファトは、メキシコ中部に位置する美しいコロニアル都市で、カラフルな建物や歴史が魅力的な街並みです。
治安面では、ユネスコの世界文化遺産として、街全体が保護&管理されている為比較的良好と言われています。
しかし、スリや置き引きなどの軽犯罪は発生しているので、夜間の一人歩きや人通りの少ない場所への立ち入りには、十分に注意が必要です。
グアダラハラ
グアダラハラは人口150万人を擁する「第2の都市」で、メキシコ伝統音楽「マリアッチ」誕生の地と言われています。
市内には、歴史的建造物や美術館が数多くあり、歴史と文化を学ぶ為多くの人で賑わいます。
グアダラハラ市やその周辺の町では、麻薬カルテルが関与する事件が起きており、外務省でも「レベル1:十分注意」の警戒情報を出しています。
また、強盗も多く、観光地であるグアダラハラ市やその周辺では、日本人が強盗に遭い、銃撃される事件も発生しています。
プエブラ
歴史的建造物や美術館が数多くあるだけでなく、モーレなどのメキシコ郷土料理発祥地としても有名。
プエブラ独特の青タイルで装飾された建造物が特徴の観光都市です。
この州は観光地として人気があり、メキシコシティから訪れやすいため、多くの観光客が訪れます。
しかし、人口10万人あたりの強盗被害が全国で3番目に高く、数年にわたって増加してきています。
また、国道を車で走行中にトゲのある物でタイヤをパンクさせられ、その後、銃を使った強盗に遭う日本人も時折報告されています。
サンミゲル・デ・アジェンテ
映画「リメンバー・ミー」の舞台であるサンミゲル・デ・アジェンデは、メキシコ中部に位置する街です。
街の中心部にある「サン・フランシスコ教会」は、映画の中で「死者の国」への入り口として、重要な役割を果たし、観光客の人気スポットとなっています。
治安面では比較的良好とされていますが、観光客を狙ったスリや軽犯罪には注意が必要です。
夜間の一人歩きや人通りの少ない場所への立ち入りをしないなど、油断せず基本的な安全対策を心掛けることが大切です。
オアハカ
オアハカは、先住民の人口がメキシコで最も多い州で、メキシコをギュッと凝縮したような街と言われています。
先住民の伝統的な衣装や工芸品が種類多く販売されており、先住民の伝統を肌で感じることが出来る観光には外せない街です。
毎年11月に行われる、先住民の伝統文化を祝う「死者の日」の祭りが有名で、世界中から多くの観光客が訪れます。
治安面では、オアハカ州全域に「レベル1:十分注意」の警戒情報が出されています。
オアハカ州は先住民族が多く居住し、伝統的な文化が残っている一方、国内でも高い貧困率を抱え、殺人・恐喝の増加をはじめとして、全般的に治安が悪い状況が続いています。
市内を日中観光する分には、比較的歩きやすい雰囲気ですが、夜間の一人歩きや人通りの少ない場所への立ち入りには、十分に注意が必要です。
また、CNTE(教育労働者全国協議会)の勢力が強く、同団体が抗議活動として度々道路封鎖等を行っています。
日本人が夜間の高速バスで強盗に遭った事例もあり、陸路で移動する際は昼間に有料高速道路を利用し、山道を避けることをおすすめします。
サンクリストバル・デ・ラスカサス
サンクリストバル・デ・ラスカサスは、マヤ文明崩壊後に先住民が移り住んだ土地で、コロニアル調の建物が印象的な標高2000M付近に位置する観光都市です。
近郊には昔ながらの暮らしを営む村が点在しており、伝統的な織物や刺繍などの産地としても知られています。
この州は他の州と比べて殺人や強盗の発生率が高く、貧困率も高いです。
また、グアテマラとの国境に位置しているため、陸路での出入国手続きや移民キャラバン、麻薬密輸などの問題を抱えています。
州内の陸路移動は距離が長く、未整備の地域や山道が多いため、治安部隊が十分に統制できていない可能性があります。
移動する際は特に注意が必要です。
カンクン
カリブ海に面した美しいビーチや、豊かな自然、活気あるナイトライフなどが魅力の人気リゾート地です。
真っ白な砂浜と透き通った海の他に、マヤ遺跡やセノーテなどの観光スポットも充実しています。
世界的なリゾート地ですが、麻薬の利権をめぐる犯罪組織間の争いが時折発生しています。
また、薬の密売や、観光客に対するタクシーやツアー料金の不正請求などのトラブルも懸念されています。
Uber等の配車アプリサービスを使用する際には注意が必要です。
地元タクシー運転手等と配車アプリサービスとの間でトラブルが散発しており、双方のドライバーが暴行を受ける事件などが報告されています。
この為、カンクン地区の移動は、宿泊先の送迎バスや、旅行会社手配の車両、空港内に所在する事前払い制のオフィシャルタクシーを利用するよう、在メキシコ日本国大使館では注意を呼びかけています。
また、スリや置き引きなどの軽犯罪や旅行者を狙った強盗事件は発生しています。
特に、リゾートエリアから離れた中心地での夜間の一人歩きや、人通りの少ない場所への立ち入りは、十分に注意が必要です。
メリダ
メリダは、ユカタン半島の中心都市で、スペイン植民地時代の面影を残す美しい街並みが魅力です。
また、マヤ遺跡やセノーテなどの観光スポットも充実しており、メキシコ旅行の定番スポットとして人気があります。
治安面では、メキシコ国内では比較的良好とされています。
市内に観光地は少ないですが、夜遅くまで出歩いていても危険度が低い為、ゆったりと中世の雰囲気を楽しむ事が出来ます。
まとめ


いかがでしたでしょうか。
メキシコは、危険な地域もありますが、唯一無二の他の国にはない魅力を持つ沼る国です。笑
楽しく旅行日程を過ごすには、治安の最新情報を確認しておく事が重要です。
しっかりとリサーチしておく事で、安全な旅行計画を立てる事が出来ます。
外務省や在メキシコ日本国大使館では、麻薬組織関連やテロに巻き込まれないよう、節度のある行動をするよう注意喚起を行っています。
私が住んでいた頃の印象としては、余程ハメを外さなければ重犯罪に巻き込まれる可能性は著しく低いです。
軽犯罪にはしっかり警戒し、思い切りメキシコを楽しんできてください♪



実態と注意点&対策ガイドはこちらで紹介しておりますので、合わせてご参考ください。
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Hola! メキシコ雑貨こらそん店主の貴子です。 この記事に辿り着いた方はきっと、実際にメキシコへ渡航の予定がある、または大切な人を見送る方なのではないかと思いま…